ポピュラーミュージックだけではなく、クラシックやジャズなど多くのジャンルが対象になります。
また、楽曲や演奏そのものを広めたいのか、あるいは、楽曲を通じて演奏者を表に出すのか、あるいはコンサートの宣伝なのか、様々な目的に対応します。
実は、ミュージックプロモーションといってもパーソナリティプロモーションとの明確な境があるわけではありません。多くの点で共通します。ただ、目的がはっきりと異なる場合はあります。
目的も様々ですから、音楽のプロモーションに静止画である写真が利用されるシーンも想像頂けると思います。
音楽で映像といえばミュージックビデオがすぐに思い浮かびます。いわゆるPVですね。
PVは本来フォーマットフリーのはずですが、音楽専門のTV局等で流されることなどを考慮してか、暗黙のフォーマットができてしまっているように思います。一時期、日本のポピュラー音楽界でもこのフォーマットを打ち破り、映画、映像作品としての制作が試みられたこともありました。そんな場合でも、別途フォーマットに合うクリップが編集されていました。
PVをどこで流すか、ということも重要な要素です。現実的にはネット公開中心であることが多く、TVで流すよりも制約が少ないわけです。にもかかわらずなぜ型にはめる必要があるのでしょう。もっと自由に考えていいはずです。
楽曲を売り込みたいのか、アーティストなのか、両方ならどの位の割合にするのか? 既存のファンに見せたいのか、新規開拓なのか。そういったコンセプト不在で、ただ型にはめるだけ、あるいはサマになっていればよい、といったPVが世の中には溢れているように思います。それらはプロモーションの役割を果たしていないものが多いように思うのです。
制作する映像の役割、目的は「当たり前」でも「暗黙の了解」でもありません。必ず再確認する必要があります。しかし、制作現場でこの質問に明確に答えられる人はあまり多くないかもしれません。業界自体が既成概念にとらわれすぎているような気がします。
イクスプラズムでは一歩下がって映像の役割、目的を明確にし、その上で何をすれば効果的なのかをご提案します。結果的に既存のフォーマットに沿ったPVがベストかもしれませんし、PVではない「何か」かもしれません。
是非、お気軽にお問い合わせください! また、「パーソナリティプロモーション」や「未体験ゾーン」もご一読いただければと思います。